脂質異常症
〒367-0030埼玉県本庄市早稲田の杜2丁目1番1号
0495-71-4781
脂質異常症
健康診断の結果で「LDL(悪玉)コレステロールが高い」と指摘されたり、不摂生をしていないのに「中性脂肪の数値が基準を超えている」という通知を見て、不安な日々を過ごされていませんか?
脂質異常症は、高血圧や糖尿病と同様に自覚症状が全くないまま全身の血管を蝕み、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞といった命に関わる重大な病気を引き起こす「サイレントキラー(静かなる殺人者)」です。
本庄早稲田駅近くの「ともにかんがえるクリニック」は、そのような皆様の不安を解消し、医学的な専門知識を持ちながらも、患者様の生活に寄り添った「無理なく続けられる治療」をともに考えていきます。

脂質異常症の治療は、数値だけを見て薬を飲むことではありません。当院が地域の皆様に選ばれているのには、確かな理由があります。
当院の院長は、これまで脂質異常症をはじめ、高血圧や糖尿病など多くの生活習慣病の患者様を診療してきました。脂質異常症は、単に脂質の数値だけを診ればよいわけではありません。高血圧や糖尿病、肥満といった他の生活習慣病との合併リスクを総合的に判断し、全身の血管の健康を守るためのトータルな診療を提供します。これまでの診療経験を活かし、患者様一人ひとりの状態や生活背景に合わせた、無理のない治療方針をご提案します。
当院が何よりも大切にしているのは、患者様が「ここに来てよかった」と心から安心できる雰囲気づくりです。診察室では、医師や看護師が一人ひとりのお悩みにじっくりと耳を傾け、不安を一つずつ解消していくことを徹底しています。
当院は本庄早稲田駅から徒歩8分、さらにベイシア本庄早稲田ゲート店やカインズ本庄早稲田店に隣接しています。「診察の前後にお買い物を済ませる」といった、日常の予定に組み込みやすい立地は、お仕事や家事で忙しい皆様からも大変喜ばれています。広い駐車場も完備しており、お車での通院もストレスなくスムーズです。
脂質異常症とは、血液中の「悪玉(LDL)コレステロール」や「中性脂肪」が多すぎる、あるいは「善玉(HDL)コレステロール」が少なすぎる状態を指します。
血液は水分が主体ですが、脂質は「油」です。本来、油は水に溶けませんが、血液中では「リポタンパク」というカプセルのような形になって運ばれています。このバランスが崩れると、血管の壁に脂質がこびりつき、血管が狭く、硬くなってしまいます。
お手元の健診結果表と照らし合わせてみてください。
| 指標 | 診断基準(mg/dL) | 判定 |
|---|---|---|
| LDL(悪玉)コレステロール | 140以上 | 高LDLコレステロール血症 |
| HDL(善玉)コレステロール | 40未満 | 低HDLコレステロール血症 |
| 中性脂肪(トリグリセライド) | 150以上(空腹時) | 高トリグリセライド血症 |
| Non-HDLコレステロール | 170以上 | 高Non-HDLコレステロール血症 |
※Non-HDLコレステロールとは、総コレステロールからHDLを除いたもので、全ての悪玉脂質の総量を示す重要な指標です。
脂質異常症の最大の恐ろしさは、「自覚症状がほとんどないまま動脈硬化が進むこと」にあります。
食生活の乱れ
動物性脂肪(脂身の多い肉、バターなど)の摂りすぎや、お菓子の食べ過ぎ、過度の飲酒。
運動不足
筋肉でエネルギーが消費されず、脂質が蓄積します。
更年期の影響(女性に多い)
女性ホルモン(エストロゲン)には、コレステロールを低く保つ働きがあります。閉経前後にエストロゲンが減少すると、食事量が変わらなくても急激にコレステロール値が上がることがあります。
遺伝的要因
(家族性高コレステロール血症)
遺伝により、生まれつき血液中のコレステロールが非常に高くなりやすい方がいます。この場合、若い頃から対策が必要です。
高血圧や糖尿病と同様、脂質異常症そのもので痛みを感じることはありません。しかし、水面下では血管の壁に「プラーク」と呼ばれる脂質のコブが形成され、血管が着実に狭くなっていきます。
脂質異常症を放置し続けると、血管にどのような変化が起きるのでしょうか。専門的にはこれを「動脈硬化」の進行と呼びます。
血液中の過剰な悪玉コレステロールは血管の壁に入り込んで酸化し、それが「お粥のようなドロドロした塊(アテローム)」となって血管の内側に溜まっていきます。これが進行すると血管は柔軟性を失って「カチカチ」に硬くなり、以下のような重大な疾患の引き金となります。
心筋梗塞・狭心症
心臓を養う血管(冠動脈)が詰まったり狭くなったりし、激しい胸の痛みや命の危険を招きます。
脳梗塞
脳の血管が詰まり、麻痺や言語障害などの重い後遺症を残します。
閉塞性動脈硬化症
足の血管が詰まり、歩行時の痛みや、最悪の場合は足の切断に至ることもあります。
これらは、起きてからでは遅い病気です。「数値を下げること」は、将来の自分を重大な危機から守ることに直結します。
「ともにかんがえるクリニック」では、診断基準に当てはまるかどうかだけでなく、「今、あなたの血管がどれくらいダメージを受けているか」を評価することに重点を置いています。
血液検査
空腹時の状態で脂質の詳細なバランスを測定します。
尿検査
腎臓への負担や、他の生活習慣病の兆候がないかを確認します。
血管の状態を評価(頸動脈エコーなど)
首の血管を超音波で観察し、血管の壁がどれくらい厚くなっているか(プラークがないか)を直接確認します。これにより、治療の必要性をより具体的に実感していただけます。
脂質異常症の治療は、動脈硬化の進行を抑え、心筋梗塞や脳卒中を防ぐことが目的です。生活習慣の改善を基本としながら、年齢、喫煙、高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、家族歴、過去の心筋梗塞・脳梗塞の有無などを踏まえて、薬物療法の必要性を判断します。リスクが高い方やLDLコレステロールが非常に高い方では、生活習慣の見直しと並行して薬物療法を検討することがあります。
食生活の改善は、脂質異常症治療の大切な土台です。「好きなものを一生食べてはいけない」という極端な我慢は長続きしません。肉の脂身やバター、卵などの摂取バランスを整え、糖分やアルコールを適正化しつつ、糖の吸収を緩やかにする食物繊維(野菜、海藻、きのこ類)を無理なく日々の食事に取り入れる方法をアドバイスします。
ウォーキングや水泳などの有酸素運動は、中性脂肪を減らし、善玉(HDL)コレステロールを増やす大きなメリットがあります。まとまった時間が取れなくても、「1日30分、まずは週に合計180分」を目標に、患者様のお体の状態や毎日の生活スタイルに合わせて無理なく続けられる運動法を一緒に考えていきます。
生活習慣の改善を3〜6カ月続けても目標値に届かない場合や、すでに動脈硬化のリスクが高い場合は、悪玉コレステロールを下げる「スタチン」などの力を借ります。最近の治療薬は非常に進化しており、体質に合わせた細かい選択が可能です。数値が安定しても自己判断で中断せず、医師と相談しながら「将来の病気を防ぐお守り」として適切に継続していきましょう。
脂質異常症は自覚症状がないため、これら3つの治療を根気よく続けることが、将来の大きな病気の予防につながります。
かつてはそのような制限もありましたが、現在は「食事からのコレステロールが直接血中濃度に影響する度合いは人それぞれ」と考えられています。ただし、LDLコレステロールが高い方は摂りすぎに注意が必要です。具体的な個数は、血液データを見ながら一緒に考えましょう。
体質(遺伝)やホルモンバランス、または脂質以外の食事内容(糖分の摂りすぎなど)が影響している場合があります。外見だけでは判断できないのが脂質異常症の特徴です。
はい、女性ホルモンの減少が大きく関係しています。これはある意味「自然な変化」ではありますが、血管へのリスクが高まることに変わりはありません。この時期に適切なケアを始めることで、後半の人生をより健康に過ごすことができます。
補助的な効果は期待できるものもありますが、医薬品のような確実な治療効果や動脈硬化の抑制効果は証明されていません。まずは医学的な評価を受け、必要であれば適切な治療を優先することをお勧めします。
ともにかんがえるクリニック 院長 川嶋弘道
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