糖尿病の原因と症状
〒367-0030埼玉県本庄市早稲田の杜2丁目1番1号
0495-71-4781
糖尿病の原因と症状
「のどが渇く」「トイレが近い」「健康診断で血糖値やHbA1cが高いと指摘された」
このような症状や検査結果に、不安を感じていませんか。こうしたサインには、糖尿病が関係していることがあります。糖尿病は初期にはほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに進行することが特徴です。
糖尿病は、早く気づいて適切に管理すれば、合併症を防ぎながらこれまで通りの生活を続けていくことができます。本庄早稲田駅近くの「ともにかんがえるクリニック」では、日本糖尿病学会専門医である院長が、専門的な知識をもちながらも患者様の生活に寄り添った治療を提供しています。
日本人の糖尿病の大多数を占めるのが2型糖尿病です。
「インスリンの分泌が少なくなること」と「インスリンが効きにくくなること(インスリン抵抗性)」が組み合わさって、血糖値が上がりやすくなります。
発症には遺伝的な体質に加えて、過食・運動不足・肥満・加齢・ストレスなどの生活習慣が関係すると考えられています。生活習慣の見直しによって、予防や進行の抑制が期待できるタイプでもあります。
膵臓でインスリンを作る細胞(β細胞)の働きが悪くなることで、インスリンがほとんど分泌されなくなるタイプです。自己免疫の異常やウイルス感染などが関与すると考えられていますが、はっきりとした原因はまだ解明されていません。インスリンを体外から補う治療が必要になります。
1型糖尿病は、免疫の異常によって膵臓の細胞が壊されてしまう病気です。近年の研究データからも、新型コロナウイルスや風邪などのウイルス感染がきっかけ(トリガー)となり、急激に1型糖尿病を発症するケースがあることが分かっています。感染症にかかった後、「なかなか体調が戻らない」という場合は注意が必要です。
妊娠中に初めて発見される糖代謝の異常です。胎盤から分泌されるホルモンの影響でインスリンが効きにくくなり、血糖値が上がりやすくなります。多くは出産後に落ち着きますが、将来的に糖尿病を発症するリスクが高まるため、出産後も定期的な経過観察が勧められます。
膵臓や内分泌の病気、あるいはステロイド剤などの薬剤が原因となって血糖値が上がる場合もあります。この場合は、原因となっている病気の治療や薬剤の調整によって、状態が改善することがあります。
糖尿病は、初期にはほとんど自覚症状がないことが特徴です。そのため、健康診断で指摘されるまで気づかないケースも少なくありません。血糖値が高い状態が続き、進行してくると、次のような症状が現れることがあります。
高血糖の状態が続くと、腎臓のろ過機能が低下することがあります(糖尿病腎症)。腎臓は尿の生成に関わる臓器のため、尿の回数が増える、尿がにおう、蛋白尿の陽性反応が出る、尿に血が混ざる(尿潜血)といった異常が生じることがあります。
血糖値が高くなると、体は余分な糖を尿として排出しようとします。その結果、水分も一緒に失われ、のどの渇きを感じやすくなります。
なお、のどの渇きを潤すために甘味料入りの清涼飲料水を多く飲むと、かえってのどが渇いて大量に飲んでしまうことがあります(ペットボトル症候群)。この場合も糖尿病との関連が考えられるため、1日に何リットルも飲んでしまうという方は注意が必要です。
高血糖の状態が続くと末梢神経に影響が出て、手足にしびれやチクチクとした感覚が現れることがあります。また、血行不良や電解質バランスの乱れによって、足がつりやすくなったり、むくみやすくなったりすることもあります。
糖尿病になると糖をエネルギーとして十分に利用できなくなるため、体が脂肪や筋肉を分解してエネルギーを得ようとします。そのため、通常の食事量を続けていても体重が減少することがあります。
血糖値が高いと、体内の細胞が十分なエネルギーを得られず、疲れやすくなることがあります。十分な睡眠をとっているのに疲労感が取れない、午後に強い眠気を感じる、集中力の低下や意欲の減退といった症状がみられることもあります。
このほか、視力の低下や目のかすみ、傷が治りにくい、感染症にかかりやすいといった症状がみられることもあります。
高血糖の状態が長く続くと、全身の血管に負担がかかり、次のような合併症につながることがあります。
これらの合併症は、早期に気づいて血糖値を適切に管理することで、進行を抑えることが期待できます。気になる症状がある場合は、自己判断せず、お早めにご相談ください。
次のような項目に心当たりがある方は、早めの受診をおすすめします。
健康診断で血糖値・HbA1cの異常を指摘された方は、健康診断で異常を指摘された方のページもあわせてご確認ください。
Q.何が原因で糖尿病になりますか?
日本人に多い2型糖尿病では、遺伝的な体質に加え、過食・運動不足・肥満・加齢・ストレスなどの生活習慣が関係すると考えられています。原因は一つではなく、複数の要因が重なって発症することが多いとされています。
Q.糖尿病は自覚症状がなくても受診したほうがよいですか?
糖尿病は初期には自覚症状が乏しいため、症状がなくても健診で数値の異常を指摘された場合は、一度ご相談いただくことをおすすめします。早めに気づくことで、その後の管理がしやすくなります。
Q.健診で「血糖値が高い」と言われました。どうすればよいですか?
まずは医療機関を受診し、詳しい検査で状態を確認することが大切です。放置せず早めにご相談いただくことで、生活習慣の見直しなど、お一人おひとりに合わせた対応を検討できます。
ともにかんがえるクリニック 院長 川嶋弘道
日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本消化器病学会専門医
TOP